講演情報
[7p-N305-17]低侵襲ニューロン計測に向けた直径5 µmパリレンマイクロニードル電極デバイス
〇佐々木 陽向1、清水 快季1、Rexy Alvian Nerchan1、高橋 尚大1、山下 幸司1、沼野 利佳1、鯉田 孝和1、河野 剛士1 (1.豊橋技科大)
キーワード:
脳信号計測、低侵襲、パリレンマイクロニードル
脳神経信号の記録には高分解能を有する刺入型電極が有力であるが,電極の太い刺入部や高い剛性による侵襲性が課題である.近年では,柔軟な材料を用いた電極が開発され,慢性的な損傷の軽減が期待されているが,自立的な刺入が困難で補助が必要となり,初期損傷が避けられない.本研究では,柔軟性を維持しつつ自立刺入を可能にする,先端直径5 µmのパリレン製微小ニードル電極の作製および,電気生理計測,損傷評価を実施した.