講演情報
[7p-N323-10]非平衡大気圧プラズマを用いた植物種子の発芽性向上とそのメカニズムの解明
〇(M1)伊藤 輝喜1、橋爪 博司2、近藤 隆2、石川 健治2、堀 勝2、田中 宏昌2 (1.名大院工、2.名大プラズマ)
キーワード:
プラズマ、種子、ESR
本研究では、非平衡大気圧プラズマ照射がイネ種子の発芽に与える影響を調査した 。プラズマ照射距離を変化させ、発芽率と子葉鞘長を測定した結果、照射距離2cmで子葉鞘の成長が最も促進された 。一方、1cmでは発芽が阻害される傾向が見られた 。ESR法により、プラズマ照射で種子内の有機ラジカルが増加することを確認 した。本発表では、成長促進および阻害のメカニズムを議論する 。