講演情報

[7p-N405-1]密度汎関数法を用いた高分子光学特性評価

〇西尾 隆行1、新田 浩也1、小沢 拓1 (1.(株)JSOL)

キーワード:

ポリマー、密度汎関数法、光学特性

本講演では、SIESTAと量子化学計算ソルバFireflyを組み合わせた、ポリマーの光学特性を簡易かつ高精度に評価する新手法を提案した。モノマーのHOMO/LUMOギャップ差をScissorシフト量と定義し、屈折率解析に適用することで、構造依存の補正を可能とした。ポリエチレンの解析では文献値との整合性が確認され、アモルファス構造に対しても密度補正を行い高い精度を実現できた。今後はさらなる応用事例の紹介を予定している。