講演情報

[7p-N405-12]Zr 基金属ガラスと Zr 多結晶金属の酸化過程と深さ元素分布の比較

〇平井 太偲1、鷺 拓末1、遠田 義晴1、富樫 望2 (1.弘前大院理工、2.Orbray)

キーワード:

金属ガラス、アモルファス、熱酸化

Zr基金属ガラス(BMG)はアモルファス構造を持つ合金で、熱酸化を行うことによって ZrO2酸化皮膜を形成し、表面近傍での元素分布の多層化や表面色変化を示すが、多層化による表層酸化膜の飽和現象が多様な表面色の発現を妨げていた。そこで本研究は、BMGの多様な表面色を実現する酸化方法の開発を目的とし、熱酸化したZr基BMGとZr多結晶金属の試料表面を測定分析し、酸化過程や深さ方向の元素分布を比較・評価した。