講演情報

[7p-N405-9]レーザー援用気中溶融法による光共振用希土類イオン添加K2O-WO3-TeO2系ガラス微小球の作製

〇(M1)遅澤 夏月1、岸 哲生1、富田 夏奈1、矢野 哲司1 (1.科学大)

キーワード:

テルライトガラス、レーザープロセス、WGM

ガラス微小球はWhispering Gallery Mode(WGM)に基づく光閉じ込めにより、光共振器として機能する。本研究では、新たにレーザー援用気中溶融法を開発し、希土類イオンを添加したK2O-WO3-TeO2系ガラス微小球を作製した。この手法では、キャピラリーの外壁にスパッタしたPt薄膜にレーザーを照射し、熱伝達により間接的にガラス粉末を加熱する。SEMで観察した微小球の真球度は0.98以上であり、高い真球度を有していた。講演ではその光共振特性についても議論する。