講演情報
[7p-P04-2]中性配位子を導入したセリウム(III)-チオシアネート錯体の合成と光物性評価
〇(D)富川 虎乃輔1、ワン メンフィ2,3、長谷川 靖哉2,3、北川 裕一2,3 (1.北大院総化、2.北大院工、3.北大WPI-ICReDD)
キーワード:
希土類、発光材料、金属錯体
三価セリウム(Ce(III))錯体は4f-5d遷移に基づき青-緑色波長領域にて発光を示す。既存のCe(III)錯体において、チオシアネート配位子を有する錯体は最大91%の発光量子収率を示すことから近年注目を集めている。本研究では、Ce(III)-チオシアネート錯体に中性配位子を導入することで、発光極大波長の制御を試みた。合成した錯体の光物性および理論計算による解析結果を報告する。