講演情報
[7p-P06-7]液中レーザーアブレーション法によるAu/TiO2基板への
白金助触媒の担持と水素生成特性の評価
〇(M1)戸塚 航大1、伊藤 圭希1、古部 昭広2、片山 哲郎2、コインカー パンカジ2、松尾 保孝3 (1.徳島大学、2.徳島大pLED、3.北大電子研)
キーワード:
レーザープロセシング
近年、地球温暖化への対抗策としてソーラー水素技術が注目されており、その鍵となるのは光触媒である。しかし問題点として可視•近赤外光の活用が難しく、その解決策として金属ナノ粒子のプラズモン共鳴吸収を利用したプラズモン増感反応が注目されている。本研究では、金ナノ粒子のプラズモン増感反応により酸化チタン(TiO2)内に生成された伝導電子を、液中レーザーアブレーション法によって作製した白金(Pt)助触媒によって水分解反応に導き、水素を生成するAu/TiO2/Pt基板の作製と評価を行った。
塩化金酸の還元法により金コロイド溶液を調製し、ガラス基板に金ナノ粒子を担持し、その上に酸化チタンを原子体積法により製膜した。その基板表面に液中レーザーアブレーションによって白金粒子を堆積させ、Au/TiO2/Pt基板を作製した。
塩化金酸の還元法により金コロイド溶液を調製し、ガラス基板に金ナノ粒子を担持し、その上に酸化チタンを原子体積法により製膜した。その基板表面に液中レーザーアブレーションによって白金粒子を堆積させ、Au/TiO2/Pt基板を作製した。