講演情報
[7p-P07-15]力学インダクタンス進行波型パラメトリック増幅器における利得の膜厚依存性
〇近藤 勇人1、武田 正典1 (1.静大院総合)
キーワード:
超伝導体、力学インダクタンス、パラメトリック増幅
我々は動作温度4 Kのミリ波帯力学インダクタンス進行波型パラメトリック増幅器(KITWPA)の実現を目指している.しかし,従来のマイクロ波帯におけるKITWPAの設計では動作温度や動作周波数の上昇に伴い増加する伝送損失の増加が大きく,利得の低下が顕著となるため,伝送損失を低減させる設計が必要となる.本研究は膜厚を変更したKITWPAに対して利得解析を行い,高利得が得られる最適な膜厚を検討した.