講演情報
[7p-S201-2]DCM-PL法による有機薄膜太陽電池の電荷蓄積挙動とデバイス特性との相関評価
〇宮澤 佑騎1、野口 裕1 (1.明治大学院理工)
キーワード:
有機薄膜太陽電池、変位電流評価法、蛍光強度測定
変位電流評価法(DCM)は素子内部の電荷挙動を解析できる手法である。我々の研究室ではこれまでに、DCMと光励起発光(PL)強度を同時測定するDCM-PL法を提案し、有機EL素子における電荷-励起子消光(EPQ)特性の評価に有効であることを示してきた。本研究では、このDCM-PL法を有機薄膜太陽電池に応用し、エネルギー変換効率を制限する要因の一つである電荷蓄積やEPQの影響に関する解析を試みた。