講演情報
[8a-N306-9]分割多項式フィッティングによる正逆光電子分光スペクトル立ち上がりエネルギーの自動検出の開発
〇(M2)江上 大智1、吉田 弘幸1,2 (1.千葉大院工、2.千葉大MCRC)
キーワード:
低エネルギー逆光電子分光(LEIPS)、紫外光電子分光(UPS)、自動スペクトル解析
イオン化エネルギーと電子親和力は材料の電子物性を表す基本的な物性値である。それぞれ紫外光電子分光/低エネルギー逆光電子分光スペクトルの立ち上がりから決定する。本研究は、0.05–0.5 eV間隔でスペクトルを分割し,3次多項式フィット後の最急・最緩傾点接線交点を立ち上がり位置とする自動検出手法を提案する。熟練者が解析した値と比べて、誤差0.02 eVで立ち上がりが決定できる。