講演情報

[8a-N307-7]正孔輸送層にTi3C2Tx MXeneを用いた有機フォトダイオードの開発

〇(D)佐々木 光生1、石井 良美2、大井 寛崇2、横田 知之1 (1.東大院、2.日本材料技研)

キーワード:

有機光検出器、MXene

有機フォトダイオード(OPD)は、軽量かつ柔軟であり、低温溶液プロセスにより大面積成膜が可能であることから、次世代ヘルスケアデバイスへの応用が期待されている。しかし、従来のOPDで正孔輸送層に用いられるPEDOT:PSSは、その材料特性としての酸性および高い吸湿性により、デバイスの安定性を損なう課題があった。本研究では、PEDOT:PSSに代わる新たな正孔輸送層材料として、表面修飾したTi3C2Tx MXene分散液の適用を検討し、その特性を評価した。