講演情報

[8a-P02-4]テラヘルツ波パラメトリック波長変換に向けたEr,Yb:glass MOPA

菅野 那雄1、小倉 涼也1、林 伸一郎2、大野 誠吾3、宮本 克彦4、浦田 佳治5、四方 潤一6、関根 徳彦2、〇縄田 耕二1 (1.東北工大、2.情報通信研究機構、3.東北大、4.千葉大、5.フラクシ(株)、6.日大)

キーワード:

テラヘルツ、レーザー、非線形光学

ニオブ酸リチウム(LiNbO3)を用いたテラヘルツ波パラメトリック波長変換は、強い近赤外励起光によるフォノンポラリトンを介した誘導ラマン散乱であるため、励起光強度を得やすい1 µmレーザーを用いて高出力化、広帯域化、センシング応用などの研究が進められてきた。我々は、光通信帯の波長を用いて周波数標準に紐付けされた波長変換技術を開発するためEr,Yb:glassを用いた1.5 µmレーザーを開発している。本研究では、テラヘルツ波パラメトリック波長変換に向けた高出力化に有効な固体光増幅器を構築し、増幅特性の検証を行った。