講演情報
[8p-N104-8]脳内水動態の可視化技術の最先端
〇篠塚 崇徳1、塗谷 睦生1、安井 正人1 (1.慶應大医)
キーワード:
コヒーレントラマンイメージング、グリンパティックシステム、脳
水は我々の体の約70%を構成する最も主要な分子である。近年の研究で、脳には末梢組織と異なる独自の水輸送システムがあり、アルツハイマー病を始めとする神経変性疾患発症の鍵を握ることが明らかとなってきたが、未だ謎が多く残っている。本講演では,脳内水動態による老廃物クリアランス機構とラマン散乱顕微鏡を利用した脳の中の水の流れの可視化について紹介したい。