講演情報
[8p-N106-8]Fe:ZnSe 増幅に用いる EO Q スイッチ Er,Cr:YSGG レーザーの 開発
〇桐田 勇利1、岡﨑 大樹1、Yu Linpeng2、安原 亮2、時田 茂樹1 (1.京都大学化学研究所、2.核融合科学研究所)
キーワード:
中赤外レーザー
近年、高次高調波発生において、さらに高次な高調波を効率よく発生させ得る手法のひとつとして光源の長波長化が理論的に予測されてきたことから、中赤外高強度レーザーの開発が要請されている。4um帯増幅の利得媒質としてFeドープ結晶を用いる場合3um近傍の高出力励起光源が必要であることから、本研究ではQスイッチを用いたEr,Ccr:YSGGレーザーを開発した。その結果、フリーラン時よりも3桁以上短いナノ秒パルスの発振に成功した。