講演情報
[8p-N201-1]局所原子配列と電気伝導度が相関する層状酸化物Sr2.5(Bi1-xPbx)0.5NiO5における電子状態解析
〇(M1)夏井 健太1、河底 秀幸1、吉川 聡一1、西村 花奈2、福村 知昭2,3、山添 誠司1 (1.都立大理、2.東北大理、3.東北大 AIMR)
キーワード:
遷移金属酸化物、局所原子配列、X線吸収微細構造解析
層状酸化物であるSr2.5Bi0.5NiO5は、岩塩層のSr/Bi配列が無秩序配列から秩序配列に変化することで電気伝導度が100倍に上昇する。また、Pb置換体であるSr2.5(Bi1-xPbx)0.5NiO5ではSr/(Bi1-xPbx)配列の秩序度に相関し電気伝導度が変化する。本研究ではX線吸収微細構造解析によって電子状態を評価しこれらの現象の起源について考察した。