講演情報
[8p-N206-3]複数可飽和吸収体を用いた4逓倍多重積層量子ドットモードロックレーザ
〇簗瀬 智史1,2、赤羽 浩一2、松本 敦2、梅沢 俊匡2、山本 直克2、前田 智弘1,2、外林 秀之1 (1.青学大理工、2.NICT)
キーワード:
量子ドット、半導体レーザ、モードロックレーザダイオード
モードロックレーザダイオード(MLLD)は、光導波路に可飽和吸収体(SA)を設けて縦モードを同期させることで、短パルスを生成することができる。光スペクトルは安定な周波数特性を示すコム形状となることから、測距やイメージングなどの応用研究が行われている。近年では通信分野への応用も期待されており、ビート信号を生成する際に光周波数コムデバイスであるMLLDを用いることで、位相ノイズや周波数ドリフトの低減が実現されている。本研究では、SAを導波路に等間隔に3つ配置したMLLDを作製し、特性評価を行った。