講演情報

[8p-N206-8]ZnSe系有機-無機ハイブリッド型紫外APDにおける増倍層膜厚の最適化

〇坂口 悠太1、古川 大和1、平田 安里紗1、浅井 翔1、若畑 朋珠1、阿部 友紀1、赤岩 和明1、市野 邦男1 (1.鳥取大)

キーワード:

アバランシェ・フォトダイオード、ZnSe、有機-無機ハイブリッド

本研究で作製しているAPDはMBE 装置により成長させたZnSSe 層に正孔輸送材料であるPEDOT:PSS を窓層とした有機無機ハイブリッド型構造であり,他材料を用いた紫外APD と比べ,動作電圧が約30V と低くブレークダウン直前の暗電流が~1pA/mm^2 と低暗電流である.
本研究では,窓層エッジ保護プロセスを施したAPD の素子を,増倍層膜厚0.4μm,0.6μm,0.7μm,0.9μmでそれぞれ作製し,素子特性を評価することで最適な増倍層膜厚の決定を目指す.