講演情報

[8p-N306-12]分子間混合自己組織化膜の安定性に関する分子動力学解析

〇(M2)大石 浩平1、大戸 達彦1、君塚 肇1 (1.名大院工)

キーワード:

分子動力学、自己組織化膜

有機分子は安価で設計自由度が高いが高電圧への弱さが課題である。主要分子SC11BIPYと補強分子SC8を組み合わせた自己組織化膜(imSAM)は耐電圧性が向上するとの報告があるが、その微視的なメカニズムはわかっていない。異なる長さの補強分子(SC4, SC8, SC18)を用いたimSAMの分子動力学シミュレーションを行った結果、BIPY基同士の相互作用が膜の安定性と関係性があることが示唆された。