講演情報
[8p-N321-10]チタン製医療機器への応用を目指したナノダイヤモンド膜に対するプラズマ処理による濡れ性制御
〇生山 也真登1、楢木野 宏1、御園 樹1、楼 厲寧1、A.Z. Ahmed1、竹市 悟志2、吉武 剛1 (1.九大院総理工、2.佐世保高専)
キーワード:
ナノダイヤモンド膜、プラズマ処理、濡れ性
医療器具に広く使用されるチタンの耐腐食性、生体適合性の向上が求められている。ダイヤモンド膜は高い耐腐食性、生体適合性を持ち、表面処理による濡れ性制御により細胞接着性の更なる改善が可能である。従来の高温での成膜により両者は剥離するが、これまで我々はCAPD法によりチタン基板上へ高い密着性を持つナノダイヤモンド膜の常温成膜を実現している。本研究ではプラズマ処理により膜の剥離なく濡れ性の制御を行った。