講演情報

[8p-N402-15]デュアルコムレーザーによるラマンソリトンの発生

〇高星 拓海1、武子 尚生1、高橋 永斉2、川嶋 利幸2、中嶋 善晶1 (1.東邦大、2.浜松ホトニクス株式会社)

キーワード:

光周波数コム、デュアルコムレーザー

1台の光源からわずかに異なる繰り返し周波数の2つの光コムを同時出力可能な、周波数安定化不要のデュアルコムレーザーの開発されている。この光源を用いたガス分光は、測定時間と測定帯域のトレードオフがある。この課題に対し、ラマンソリトンの自己周波数シフトによる波長可変性に着目した。双方向動作型デュアルコムレーザーの出力をEDFAで増幅し、ラマンファイバに導くことで、ラマンソリトンの長波長側へのシフトを確認した。