講演情報
[8p-N402-9]機械共有型デュアルコムファイバレーザーを用いた簡便かつ高品位な中赤外分光手法の研究
〇(M1)山田 海1、長尾 康生1、加藤 峰士1、浅原 彰文1、美濃島 薫1 (1.電通大)
キーワード:
中赤外分光、デュアルコムレーザー、機械共有
本研究では、実用的かつ高品位な中赤外デュアルコム分光の実現を目指して、受動安定度を向上させた低雑音モード同期機構に基づく機械共有型デュアルコムファイバレーザーを開発し、中赤外光発生を行った。広帯域に発生した中赤外光でデュアルコム干渉計を構築したところ、全帯域で明瞭な干渉信号が取得できた。これにより開発した広帯域中赤外光コムがデュアルコム分光に十分な相対コヒーレンスを有することが示された。