講演情報
[8p-N403-9]東大MALTにおける36Cl-AMSのバックグラウンド評価
〇松崎 浩之1、山形 武靖1、戸谷 美和子1、徳山 裕憲1 (1.東大MALT)
キーワード:
加速器質量分析、塩素36、バックグラウンド
塩素36(36Cl)(半減期30.1万年)の放射性核種であり、原子力施設における冷却水等の放射化の評価、アイスコア中に記録されている人類の核活動記録の解読、炭酸塩系岩石試料を利用した照射年代等に利用されている。近年比の低い試料の測定に対する需要が増加してきていることから、バックグラウンドを評価し、改善を試みた。そのためにガス充填電磁石やガスカウンターの条件の最適化を行った。