講演情報
[8p-N404-14]相が分離したSn-Pb合金における磁束トラップの起源の解明
〇有馬 寛人1、村上 拓海2、木下 雄斗3、Hossein Sepehri-Amin4、徳永 将史3、野島 勉5、水口 佳一2 (1.産総研、2.都立大理、3.東大物性研、4.NIMS、5.東北大金研)
キーワード:
合金、超伝導、磁束ピニング
Sn-Pb合金は、Pbの超伝導転移温度以下の温度域において磁束をトラップすることが知られている。Sn-Pb合金はそれぞれの相が分離しているが、SnもPbも第一種超伝導体と考えられるため、超伝導状態での磁束トラップの起源は未解明である。本研究では、SQUID顕微鏡を用いて磁束トラップ状態のSn-Pb合金の表面の実空間観察を行った。本講演では、Sn-Pb合金における磁束トラップの起源について議論する。