講演情報
[8p-N405-18]時間分解分光による高温超伝導体準粒子応答の空間マッピング
深澤 幸紹1、清水 大成1、黒澤 徹1、小田 研2、土屋 聡1、山根 啓作1、森田 隆二1、〇戸田 泰則1 (1.北大工、2.北大理)
キーワード:
ポンププローブ時間分解分光、銅酸化物高温超伝導体
擬ギャップは銅酸化物高温超伝導体の特徴的な電子状態であり、超伝導との関係解明は超伝導相転移機構の理解及びTcのさらなる向上に直結する重要な課題である。本研究では、超短パルスを用いたポンププローブ時間分解分光法により、代表的な銅酸化物高温超伝導体Bi2201の光誘起準粒子応答の空間分布を調査し、超伝導および擬ギャップ状態の光誘起相破壊(飽和)しきい値の相関関係を明らかにした。