講演情報

[8p-P01-49]Ni担持炭酸塩からのCH4生成反応の調査

〇吉田 有章1,2,3、岡本 陽佑3、源馬 龍太1,2,3 (1.東海大院総理工、2.東海大MNTC、3.東海大院工)

キーワード:

CO2メタネーション、CCUS

地球温暖化の主な原因物質は二酸化炭素(CO2)とされている。そのため、CO2の排出をしない社会への転換が求められている。カーボンリサイクル技術の一つであるカルシウムルーピングプロセスに着目し、都市ガス設備の利用を念頭に水素を供給することによりCaLにおけるCaCO3の熱分解過程の低温化およびメタン(CH4)生成によるCO2の活用を試みた。
先行研究において、Niを担持したCaCO3粉末を水素雰囲気で加熱することによりCH4の生成が確認されている。しかし、その反応過程についてはまだ解明がされていない。
本研究では、Ni担持CaCO3からの水素加熱によるCH4生成についてその反応過程の調査を行った。