講演情報
[8p-P01-6]有機ナノ薄膜のせん断現象に関する定量的評価の検討 -パーシステントホモロジーの導入-
〇(B)石崎 史眞1、多田 和広1 (1.富山高専)
キーワード:
パーシステントホモロジー、分子動力学法、せん断現象
材料の構造特性を定量的に評価するための手法として,パーシステントホモロジーが有効であることが知られている.本研究では,分子動力学法によるせん断解析にパーシステントホモロジーを応用し,構造形状がせん断現象に与える影響を調べた.せん断時の挙動と,パーシステントホモロジーによって抽出された構造の幾何学的特徴との関係を解析することにより,ナノスケールのせん断現象に関する新たな知見を見出すことを目指す.