講演情報
[8p-P05-7]三源系ファインチャネルミストCVD法によるCu2Sn1-xGexS3薄膜の作製における原料溶液の濃度検討
〇中島 和輝1、松下 知樹1、金井 綾香1、田中 久仁彦1 (1.長岡技科大)
キーワード:
太陽電池、ミストCVD法、Cu2Sn1-xGexS3(CTGS)
Cu2Sn1-xGexS3(CTGS)はCu2SnS3(CTS)とCu2GeS3(CGS)の混晶半導体で,104 cm-1以上の光吸収係数を有し,組成比xを変えることで単接合太陽電池の理想バンドギャップである1.4 eVに近付けられる。本研究室では,Cu,Snを含む溶液とSを含む溶液を作り,ファインチャネルミストCVD法によりソーダライムガラス(SLG)基板上へのCTS薄膜堆積を行ってきた。本研究ではCTS薄膜堆積機構にGeを含む溶液を追加した三源系ファインチャネルミストCVD法により,SLG基板上へのCTGS薄膜堆積を試みた。