講演情報

[9a-N201-4]大気圧100 ºC以下における強誘電体薄膜の合成と評価

〇古賀 彩月1、胡 雨弦1、白石 貴久2、岡本 一輝1、舟窪 浩1 (1.科学大、2.熊本大学)

キーワード:

強誘電体、薄膜、低温溶液合成法

我々は粉末原料と強アルカリ溶液を出発原料とし、大気圧40℃でPbTiO3(100)配向エピタキシャル膜の作製に成功した。本手法では従来の合成法と比較して、極めて簡便かつ常圧・低温での合成が可能である。一方、その成膜プロセスに関する知見は未解明である。本研究ではより詳細な成膜プロセスを調査し、低温成膜が可能な機構の検討を行ったので報告する。