講演情報
[9a-N201-8](Rb,K)NbO3固溶体薄膜の電気特性
〇増田 歩1,2、田口 祐也1、増田 達也2、濵嵜 容丞3、江原 祥隆3、森分 博紀1,2、小林 能直1、安井 伸太郎1 (1.科学大、2.JFCC、3.防衛大)
キーワード:
強誘電体材料、エピタキシャル薄膜
ペロブスカイト型RbNbO3はBaTiO3と非常に類似したフォノンバンド構造を有していることから、強誘電性、巨大誘電率が期待され、また強誘電体相転移が680K付近に存在することが確認されたことから、第二のBaTiO3材料として期待されている。RbNbO3は高圧相材料であるため、高圧相の常圧安定化に実績のあるエピタキシャル薄膜に着目した。本研究では、類似組成のKNbO3との固溶体薄膜(Rb,K)NbO3を成膜し、Rb固溶による結晶構造および誘電特性への影響を調査した。