講演情報

[9a-P04-3]MPB組成Pb(Mg1/3Nb2/3)O3–PbTiO3のドメイン構造と圧電特性における交流分極の周波数依存性

〇安達 大晴1、松尾 拓紀1、野口 祐二1、佐藤 幸生1 (1.熊大半)

キーワード:

圧電、ドメイン構造、透過型電子顕微鏡観察

モルフォトロピック相境界組成のPb(Mg1/3Nb2/3)O3-PbTiO3単結晶において、交流分極時の印加電場の周波数が圧電特性やドメイン構造に与える影響を調査した。周波数が高いほど圧電定数は増加し、電圧印加その場透過型電子顕微鏡(TEM)観察の結果、20Hzの場合と比べて、0.1 Hzではドメイン応答が小さかった。これらより、周波数がドメイン応答や圧電特性に大きく影響することが示唆された。