講演情報

[9a-P04-31]リチウム過剰系層状酸化物正極の遷移金属元素が果たす機能と電池特性

〇廣井 慧1、尾原 幸治1、濱本 楽2、中塚 海斗2、乙倉 悠人2、大石 昌嗣2 (1.島根大材エネ、2.徳島大工)

キーワード:

結晶PDF解析、Li過剰系層状酸化物、X線全散乱測定

Li2MnO3-LiMeO2(Me = Ni, Co, Mn)で記述されるLi過剰系層状酸化物(LLO)は、250 mAh/g以上の充放電容量を示すことから、次世代のリチウムイオン二次電池正極の有力な候補として期待されている。本研究では、Ni, Co, Mn-rich LLOに対する結晶PDF解析を行い、充放電に伴う遷移金属元素の機能可視化を試みた。