講演情報
[9a-S103-3]自己推進型イオンゲル粒子多体系の全粒子追尾による運動解析
〇高山 雪音1、古川 一暁1 (1.明星大院理工)
キーワード:
イオンゲル、アクティブマター、集団運動
自己推進型イオンゲル粒子は水面で自律的に運動する。直径65mmのシャーレ内の水面に50個の粒子を導入した多体系は、初期には各粒子がランダムに運動し、時間経過とともに集合体を形成する。本研究ではこの系の全粒子の追尾を20分間行い、解析した。集合体内で隣接する2粒子の中心間距離は時間的に変動し、最大1.2mmの変化を示した。これは収縮・拡大を繰り返す集合体の動的な変化と一致した。