講演情報
[9p-N201-2]SnS/SnSe人工超格子の創製と分極状態の評価
〇(M1C)望月 順平1、奥村 匡紀1、小笠原 圭彦2、横田 紘子2、近藤 真矢1、山田 智明1,3 (1.名大工、2.科学大、3.科学大MDX)
キーワード:
強誘電体、二次元層状物質、パルスレーザー堆積
本研究では,極薄SnSに発現する強誘電特性を維持したまま膜厚を増加させるために,SnSとSnSeを交互に積層した人工超格子を創製するという新たなアプローチを考えた.SrF2(100)基板上に[(SnS)n/(SnSe)n]m (n = 0.2, 1, 2, 3, 4, 5)を成膜した.大きな第二高調波強度が得られたことから,これらの試料が強誘電性を示す可能性があることが明らかになった.