講演情報

[9p-N201-6]自発分極方位と抗電界の関係についての幾何学的考察とEKAIモデル

〇酒井 滋樹1,2、高橋 光恵1 (1.産総研、2.九工大)

キーワード:

強誘電体、自発分極、抗電界

強誘電体自発分極の向きと平行平板型の金属/強誘電体/金属(MFM)キャパシタの薄膜法線との間の角度は、分極反転動作にとって重要なパラメータである。その角度に着目した幾何学的考察から、その角度に依存した分極の反転スイッチ電界とMFMキャパシタの抗電界の式を導出した。幾何学的考察による結果とEKAIモデルによる数値シミュレーションの結果を比較し、幾何学的方法の妥当性を検証できた。