講演情報
[9p-N204-11]Siナノ粒子の可視Mie共鳴を用いた表面増強赤外分光
〇(M2)花野 大樹1、森朝 啓介2、杉本 泰2、藤井 稔2、田中 拓男1,3、矢野 隆章1,3 (1.徳島大pLED、2.神戸大、3.理研)
キーワード:
Mie共鳴、表面増強赤外分光
中赤外フォトサーマル(Mid-infrared photothermal: MIP)分光は、赤外吸収による局所的な熱膨張や屈折率変化を可視光プローブで読み出すことで、従来のFTIR顕微鏡を上回る空間分解能と感度を実現する手法として注目されている。本研究では、MIP分光のプローブ光である可視散乱光を、シリコン(Si)ナノ粒子のMie共鳴によって増強することにより、表面増強MIP分光を実現した。