講演情報

[9p-N206-12]ミストCVD法による炭素ドープしたジルコニア(ZrOx)薄膜のCeRAM向け非極性スイッチング特性

〇吾妻 正道1,2、宮本 翼1、西中 浩之1 (1.京都工繊大、2.シンメトリクス)

キーワード:

CeRAM(強相関電子ランダムアクセスメモリ)、炭素ドープ、ジルコニア(ZrOx)薄膜

炭素をドープした二酸化ハフニウムなどの遷移金属酸化物薄膜は、電圧印加時にモット転移に起因すると考えられる非極性金属-絶縁体スイッチング現象を示す。この現象を利用した抵抗変化型メモリとして、強相関電子ランダムアクセスメモリ(CeRAM)が提案されている。本稿では、大気圧下での成膜が可能なミストCVD法を用いて炭素ドープジルコニア(ZrOx)薄膜を作製し、初めて非極性金属-絶縁体スイッチング現象を確認したので報告する。