講演情報
[9p-N307-10]フッ素修飾プローブを用いた長時間t-SPESI 質量分析イメージング
〇(M1)安田 賢生1、加藤 匡2、大塚 洋一1、豊田 岐聡1 (1.阪大院理、2.阪大理)
キーワード:
質量分析イメージング
我々は振動させた石英製キャピラリプローブ(プローブ)と微小量の溶媒を用いて試料成分を抽出・イオン化するタッピングモード走査型プローブエレクトロスプレーイオン化法(t-SPESI)を開発し、生体組織のMSIに適用してきた。しかし、長時間における測定では、プローブ先端への生体成分の蓄積により流路が閉塞するという問題があった。本研究では、先端をフッ素修飾したプローブを作製し、長時間のMSIにおける有効性を評価した。