講演情報

[9p-N307-13]探針増強ラマン分光用Au蒸着カンチレバー探針の作製と性能評価(3)

〇李 碩磊1、小林 圭1 (1.京大工)

キーワード:

探針増強ラマン分光

走査型プローブ顕微鏡(SPM)とラマン分光法を融合した探針増強ラマン分光法は、表面の形態・物性情報に加え、分子振動情報を同時に取得可能な高分解能分析手法として注目されている。これまでに抵抗加熱による真空蒸着により探針へAuを蒸着し、その蒸着条件と先端近傍の膜質とTERS信号強度との相関について報告した。今回は、様々な条件でスパッタによりAu蒸着、TERS測定を行ったので、Au膜質とTERS信号強度との相関について報告する。