講演情報

[9p-N324-14]TiO2/Au/TiO2/Au多層構造における金ナノ粒子プラズモン共鳴誘起光触媒活性強化

〇井上 朋也1、宮路 裕貴1、川上 烈生1、柳谷 伸一郎1,2、白井 昭博2,3、コインカー パンカジ1、古部 昭広1,2、中野 由祟4、新部 正人5 (1.徳島大理工、2.徳島大pLED、3.徳島大生資、4.中部大工、5.東京大物性研)

キーワード:

光触媒、スパッタ、プラズモン共鳴

本研究は、TiO2の光触媒活性向上のため、Auナノ粒子の局在表面プラズモン共鳴(LSPR)を活用する技術に注目した。TiO2/Au/TiO2/Au (IMIM)多層構造が高い光触媒活性を示すことは先行研究で確認されたが、その増強機構は未解明だった。本研究では、TiO2/Au (IM)、Au/TiO2/Au (MIM)、IMIM構造を作製し、比較検討することでIMIM構造の光触媒活性向上の機構を明確にした。