講演情報

[9p-N401-3]Ag(111)面上における鎖状ナノカーボン物質生成の生成過程の検討

〇(M2)倉敷 一真1、黒川 修1 (1.京大工)

キーワード:

フラーレン、STM、DFT計算

Agに炭素プラズマを照射することで、C20フラーレンの一次元重合体と考えられるナノカーボン構造が表面に形成される。本研究ではその形成初期過程をSTMで観察し、Agピットが形成起点であることを確認した。第一原理計算により、subsurfaceにおけるC二量体形成がピット生成の要因であることが示唆された。加えて、成長過程解明に向けた大域最適化や機械学習ポテンシャル構築の試みについても述べる。