講演情報
[9p-P01-2]光熱変換顕微鏡を用いたがん細胞のストレス応答機構の無標識イメージング
〇宮崎 淳1、岡本 浩二2 (1.和歌山大シス工、2.阪大生命機能)
キーワード:
光熱変換顕微鏡、生細胞イメージング
光熱変換顕微鏡(PTM)を用いて、がん細胞のストレス応答を分子標識を行わずに可視化・評価した。具体的には、グルコース欠乏下におけるヒト子宮頸がん細胞を対象に、PTMにより生細胞を無標識で経時観察した。結果、PT信号強度からミトコンドリア機能とオートファジー活性が定量評価できることが分かり、ストレス応答の細胞診断や生体計測に向けた有用性を示すことができた。