講演情報

[9p-P01-8]血漿の中赤外吸収スペクトルに基づく疾患判別における凝固防止剤の影響

〇(M1)吉田 優太1、木野 彩子1、金森 政之2、松浦 祐司1 (1.東北大 工、2.東北大 医学)

キーワード:

疾患判別、凝固防止剤、減衰全反射法

血漿試料の中赤外減衰全反射スペクトルは血中成分の分子構造を反映し,その多変量解析による病態判別が可能となる.しかし,血漿試料の調製過程で添加される凝固防止剤の種別が解析に影響を及ぼすことが考えられるため,凝固防止剤種別の脳腫瘍罹患判別への影響を評価するとともに,中赤外吸収の差異が現れる波数を除いた解析によってその影響の低減を試みる.