講演情報

[9p-P01-9]フェムト秒パルス発振器を用いた共鳴ラマンスペクトルの多振動モード一括測定

〇石井 万莉子1、鈴木 隆行1 (1.明大理工)

キーワード:

超高速分光、振動ラマンスペクトル

医療や生命科学分野において、ラベル付け不要な分子の同定手段として、CARS分光法により分子の固有振動スペクトルを指標とした観測法が有用である。特に、広帯域な超短パルス光を用いることで、同時に複数の振動モードの励起・観測が可能になる。本講演では、独自構成のフェムト秒パルス発振器からの光を光学フィルターで分割することにより、単一の光源でCARS信号の観測を可能にした。