講演情報

[9p-P03-4]光ファイバプローブを用いた近赤外ラマン分光装置の構築

〇末原 飛鳥1、小田 久哉1、木村-須田 廣美1 (1.公立千歳科技大院理工)

キーワード:

ラマン分光法

ラマン分光法は、物質に光を照射した際に生じる散乱光(ラマン散乱光)の光学特性を利用して、物質の成分を分析する手法であり、医療分野などで注目されている。本研究では、皮膚への透過性が高い1 µm帯の光を用いて、肘関節成分の評価を目的とした光ファイバプローブ型ラマン分光装置を構築し、炭酸カルシウム粉末のラマンスペクトルを計測した。