講演情報
[9p-P05-4]結合二重上位準位構造に基づいた広帯域量子カスケード検出器
〇林 昌平1、堀田 和希1、道垣内 龍男1、ペレス ウルキソ ホエル1、藤田 和上1 (1.浜ホト中研)
キーワード:
赤外光検出器、量子カスケード検出器
結合二重上位準位構造を用いた量子カスケード検出器において広帯域化を実証した.ピーク感度波長5.1 μmで設計されたデバイスは,室温でピーク感度7.4 mA/Wを示した.相対スペクトル幅(⊿λ/λcenter)は感度波長中心に対して21%に相当し従来の量子カスケード検出器の約2倍となる帯域幅を達成した.