講演情報
[9p-P08-11]X線CT画像のセグメンテーションに基づく三次元可視化表現
〇加瀬 裕貴1,2、都木 克之2、青木 徹1,2 (1.静岡大情、2.静岡大電子研)
キーワード:
三次元X線CT、複合現実、機械学習
3DX線CTは医療・非破壊検査を含む多様な分野において、物体内部の構造を把握する手段として有効だが、サーフェイスレンダリングでは不要なメッシュが残り、観察対象の限定が困難である。本研究では、深層学習による臓器セグメンテーションと複合現実環境を統合した。腹部CT画像から臓器ごとの3Dモデルを生成し、断面との重畳表示や表示切替の実装を行うことで、空間的な表現と直感的な観察を可能とした。