講演情報

[14p-K506-17]スリット構造における表面プラズモニック光渦の伝搬と干渉

〇(M2)梅原 知也1、福岡 直人1、二宮 勘太1、伊藤 治彦1 (1.Science Tokyo 工学院)

キーワード:

表面プラズモニック光渦、多重極場、過渡励振

金属コーティングを施したスリット構造に光渦を照射して表面プラズモニック光渦(SPOV)を誘起すると,近接場光の擬似的な四重極子場や八重極子場が発生する.これまでに,2本の光渦ビームの対向照射によって定在多重極場が形成されることを,トポロジカルチャージℓが同じ場合と異なる場合についてFDTD シミュレーションを行なって明らかにしている.このような多重極場形成にはビーム径が1波長の光渦を用いているため,SPOV 励起が定常状態になっていないと考えられる.今回,そのような過渡的なSPOV の伝搬と干渉をFDTD シミュレーションによって調べた.

コメント

コメントの閲覧・投稿にはログインが必要です。ログイン