講演情報

[15p-K405-4]蓄電材料としてのTEMPO酸化セルロース鎖と水分子の相互作用とその温度依存性

〇大野 孝耀1、藤間 信久1、福原 幹夫2 (1.静岡大工、2.東北大NICHe)

キーワード:

TEMPO酸化セルロース、水分子、第一原理計算

東北大学の福原らのグループの研究により、アモルファス TEMPO酸化セルロースナノファイバー(以下 TOCN-Na) を用いた、新たな蓄電材料が開発された。このTOCN-Naの蓄電性能は温度に依存し、結合水分子で影響が大きいことが分かってきた。本研究では、第一原理計算を用いて、TOCN-Naの様々な部位へ水分子が結合した際のTOCN-Naと水分子の相互作用とその温度依存性を明らかにする。