講演情報
[15p-K505-4]ツイスト積層モアレフォトニック結晶に基づく低モード体積光共振器の検討
〇伊藤 秀真1、伊藤 貴裕1、藤田 晃成1、石井 佑樹1、岩本 敏2、太田 泰友1 (1.慶應理工、2.東大先端研)
キーワード:
モアレ超格子、微小光共振器
ツイスト積層モアレフォトニック結晶構造では、ツイスト角度と層間距離を調整することで平坦な光バンドが得られる。この平坦バンドに基づく光局在を活用した微小光共振器が注目を集めている。先行研究では、2°以下の小さなツイスト角θで高Q値の光局在が報告されているが、モード体積Vは(λ/n)^3の100倍程度であった。本研究では、薄膜フォトニック結晶スラブを用いて、大きなθにおいて小さなVと高いQ値を示す光共振が実現可能であることを見出したので報告する。