講演情報

[15p-K505-7]GaN系フォトニック結晶レーザーを用いた水中3次元ToF LiDARの開発 (V)

〇十鳥 雅弘1、小川 健志1、De Zoysa Menaka1、有尾 隆佑1、北村 篤史1、江本 渓2,1、小泉 朋朗2,1、井上 卓也1、石崎 賢司1、野田 進1 (1.京大院工、2.スタンレー電気)

キーワード:

フォトニック結晶レーザー、水中3次元ToF-LiDAR

フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は,活性層近傍に設けた2次元フォトニック結晶 を共振器とすることで大面積でコヒーレントな発振を可能にした面発光レーザーであり,加工やセンシング等のための小型レーザー光源として期待されている.我々は,PCSEL の材料系の一つとしてGaNを採用し,青色帯域のPCSELの開発に取り組み,水中の光吸収が少ないことを利用して,GaN系のPCSELを用いた水中3次元LiDARの構築にも着手してきた.今回,水中3次元LiDARにおいて,長距離動作へ向けた各種の検討を進めることで,測距距離を10m以上に伸ばすことに成功したので報告する.